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5.JR久留里線 ・JR久留里線沿線のおすすめ観光スポット紹介 JR久留里線は木更津市の木更津駅から袖ヶ浦市などを経由して君津市の上総亀山駅を32.2kmで結ぶ路線であり、全区間単線である。電化されておらず、現在の運行車両は古いディーゼルカーのキハ30系、キハ37系、キハ38系であり、キハ30系1両は昔の国鉄色に塗り替えられて運用されている。運転頻度は1時間に1本ほどで本数も少なく、一部の列車は久留里駅折り返しの運行もあるので注意したい。トイレ付きの車両もあるが、実際は使用不可であるので事前に済ませておいたほうが良いだろう。久留里線は2009年3月14日より全線で東京近郊区間に指定されたが、木更津駅を除きSuicaやPASMOなどのICカードの利用は当面できない。 ![]() キハ30系 ![]() キハ37系 ![]() キハ38系 久留里線では木更津駅を除き、一番乗車人員が多い久留里駅がある。久留里の町のいたるところに水が湧き出している。久留里の水は、清澄山系から地下の水脈を通ってわきでてくるので、おいしい水と評判である。街道沿いを中心に点在する井戸の水は、自由に飲むことができる。また、久留里には久留里城というお城が存在する。久留里城は築城に際し、 3日に一度21回、雨が降ったと言う伝説から、「雨城」の別名がある。このお城は久留里駅から徒歩約35分で行くことができるが、急な上り坂が多いので頑張ってほしい。久留里の町には他にも新井白石の居宅跡も残されている。 ![]() 久留里城 久留里線の終点駅である上総亀山駅には、亀山湖があり総面積139万uの千葉県最大のダム湖であり、千葉県で最大の貯水量を誇る。ボートフィッシングの盛んな湖で知られる。湖畔コースもあるので駅からハイキング、サイクリングや遊覧ボートもでき、温泉地もあるので、家族連れにも人気がある。複雑な地形といくつもの橋がおりなす景観が見事である。特に湖原橋や滝原公園、折木沢周辺はビュースポットである。他には、笹川湖や三石山観音寺などもある。 ![]() 亀山湖 ![]() 亀山湖ハイキングにて その他に、横田駅、東横田駅からは花と緑のカントリーパークである「東京ドイツ村」があり、約91万uの広大な園内は、四季折々の花に彩られたドイツの田園風景を再現されている。 6.おまけの写真 @113系湘南色 房総では、最初に紹介した通り、113系湘南色が運行されている。4両編成であるのだが、スカ色と連結して運行されることもある。 ![]() 113系 湘南色 Aサイクリングトレイン211系 外房線には最近、211系によるサイクリングトレインが運行された。大原駅から成東駅までの九十九里のサイクリングを楽しむため、多くの客が参加した。 ![]() 211系 団体 B東京湾フェリー 内房線の項目でも紹介した通り、東京湾フェリーでは、かなや丸、しらはま丸、くりはま丸の3船が運航されている。 ![]() かなや丸 ![]() くりはま丸 ![]() しらはま丸 7.おわりに 今回は南房総の路線情報と観光スポットを紹介した。南房総に関する写真は記事の写真以外にも持っているのだが、あまり写真を貼りすぎると量が増えてしまい、かえって分かりづらくなってしまうので最小限に抑えるようにした。 南房総へのアクセスは、鉄道に拘らなければツーデーパスで利用できる東京湾フェリー、800円で通行できる東京湾アクアラインでの旅もお得である。 この記事を読んで南房総に少しでも興味を持っていただければ一生懸命この記事を書いた筆者からしてみれば幸いなことである。房総だけに記事の内容を書くのに暴走してしまい、多少記事の内容が乱雑になってしまった箇所もあるかもしれないので、最後にお詫びしたい。また、長い文章を読んでいただいた皆様に心より感謝を申し上げる。 |
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